次代を予観(よみ)とり、発想を進化させる。
Look beyond the next generation and evolve the conception.
SecureImageConverter3は、大切な個人情報や機密情報を取り扱うデータ入力業務において、
情報漏洩を未然に防ぐためのソフトウェアです。
簡単な操作で大量の帳票認識(画像ファイル)を高速に行い、自動で分割・マスキング・暗号化を実現します。
暗号化や画像分割、マスキングを行う場合、サブフォルダも検索対象とするため、一回のオペレーションで作業可能です。
個人情報とは「個人を特定できる情報」のことで、氏名・住所・電話番号・生年月日・暗証番号や
個人に紐づくコード等が該当します。
データ入力業務の際は、これらの情報を別々の画像に分割して各項目のみの入力にしたり、
個人が特定できる項目をマスキング(隠す)したりすることで、情報漏洩の防止につながります。
SecureImageConverter3は、自社開発という強みを活かし、大量の画像データでも高速な処理を実現いたしました。
A4サイズ200dpi相当のイメージをCore i7-9700 3GHzで帳票認識・分割させた場合、
白黒2値ならば約100,000枚/時間、
フルカラーでも約25,000枚/時間という速度で高速に処理できます。
SecureImageConverter3を利用すると以下のようなワークフローを実現することが可能です。

SecureImageConverter3は旧バージョンより高速に処理する機能や、認識率を向上させる機能が搭載されており、
帳票認識処理や画像分割・マスキング処理をより効率化することが可能です。
バッチ処理に帳票認識とイメージ出力を組み込む場合はコマンドライン版を使います。イメージ目検が搭載されていない点以外は、SecureImageConverter3と完全互換です。
項目ごとに分割したイメージファイル名を推測不可能なファイル名にスクランブル化するツールです。

分割して入力したデータファイルを1つのファイルに結合するツールです。

イメージ暗号化、ファイル暗号化、フォルダ監視

| マルチプロセス | 帳票認識やイメージ出力はマルチプロセスに対応しています。 コア数の多いCPUでは処理時間を短縮することが可能です。 |
|---|---|
| 対応画像形式 | TIFF-G4/G3(2値)、JPEG(フルカラー) |
| 画像マスキング | 最大100ヶ所 |
| 画像分割 | 最大100ヶ所 |
| 画像分割・ マスキング 併用 動作 |
可能 |
| 処理可能 イメージ数 |
ディスク容量に依存 |
| 最大帳票認識数 | ディスク容量に依存 |
| サブフォルダ | 複数階層のサブフォルダに対応 |
| 帳票認識機能 | カラー、モノクロとのに認識可能 |
| 帳票認識方法 | 未記入原票イメージをマスターとした画像全体の特長判断して認識します。 OCRを使用した認識方法比べて高速かつ正確で、画質によるブレが少ない点が特徴です。 |
| 傾き・伸縮率 | 画像の傾きと伸縮率が±3%以内であれば帳票認識できますが、 3%以上の画像だと帳票認識がかかりません。但し±3%以内でも認識できない画像もあります。 |
| 暗号化機能 | OmegaCryptの暗号/復号機能を搭載しています。 |
| 互換性 | SecureImageConverter2の設定ファイルと上位互換があります。 |
| 対応OS | Windows 11、10 |
|---|---|
| CPU | Core i3以上を推奨 マルチプロセス機能を有効に活用するには、Core i7やCore i9などコア数の多いCPUを推奨します。 |
| メモリ | 4GB以上を推奨 |
| ハードディスク | 1GB以上の空き容量が必要 |



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