事例紹介CASE STUDY

個人情報のマスキングで効率的かつ安全な入力業務を実現

課題

イベント会社様からこのようなご相談をいただきました。

「お客様のアンケートキャンペーンを実施したので、集まったハガキの入力業務をアルバイトに
任せたいと考えています。
しかし、個人情報漏洩の原因はシステムではなく内部の人間が引き起こすものがほとんどだと聞き、
急に怖くなりました。」

こちらでおっしゃっていただきましたとおり、個人情報の漏洩の原因のほとんどが人的ミスによるものなんです。
具体的に申し上げますと

  • 紛失・置き忘れ(30.4%)
  • 誤操作(25.8%)
  • 管理ミス(18.0%)

この3つで全件数の4分の3を占めています。

グラフ
※出典:NPO日本ネットワークセキュリティ協会
「2015年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書【速報版】」

そのため、個人情報に関わる業務を行う際は、人的ミスが発生しないためのシステムによる管理が効果的です。

実現できたこと

イベント会社様からのご相談では、アルバイトにアンケート内容を入力させたいとのことでしたので、
「SecureImageConverter3」をご導入いただき、安全かつ効率的な業務実施体制の構築をアドバイス
させていただきました。

こちらを導入することで、「アルバイトに個人情報を見せることなく、アンケート内容を入力してもらう」
という業務の準備にかかる時間を大幅に削減し、さらにヒューマンエラーによるリスクの軽減も同時に
実現いたしました。

この準備は、以下、2つのステップのみです。

「SecureImageConverter3」を活用した入力業務の準備の流れ

  1. 「SecureImageConverter3」を通して、応募ハガキをスキャニングする
  2. システムが自動的に個人情報に関する部分をマスキングする

※マスキングとは、個人情報に関わる部分を黒く塗りつぶし、見えないようにする処理のことです。

こうすることで、アルバイトに個人情報を見せることなく、アンケート内容を入力してもらうことが
可能になります。

もし、システムを使わずにこの業務を進める場合は、

  1. ハガキをコピーする
  2. 黒のマジック等で個人情報の部分を塗りつぶし、アルバイトに渡す
  3. 個人情報の部分がすべて塗りつぶされているか確認する

という、非効率な作業を責任のある社員が行わなければなりません

また、こちらを手作業でやってしまうと「そもそも個人情報を塗りつぶすのを忘れてしまう」というミスが
発生する恐れもあります。

システムを導入することで、作業の効率化を図るだけではなく、「人的ミスを防ぐ」という効果も得られます。

ちなみに、弊社の「SecureImageConverter3」は『高速な処理スピード』が特徴です。

過去に他社のマスキングのシステムを使ったことがある方の多くが、「処理速度が遅いのでイライラした」
という感想をお持ちのようでしたので、弊社ならではの“独自開発”という強みを活かし、
処理速度にとことんこだわり開発いたしました。

A4サイズ200dpi相当のイメージを帳票認識・分割させた場合ですと、

  • 白黒2値…約1万5,000枚/時間
  • フルカラー約3,000枚/時間

という高速スピードで処理することが可能です。

SecureImageConverter3」には、個人情報のマスキングの他、個人情報の分割、画像の暗号化など、
アウトソーシング業務を安全に運用するための機能が数多く搭載されています。

詳細は、「SecureImageConverter3」の製品ページをご覧ください。

製品紹介

お問い合わせ
TEL03-5645-1561

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